東京オリンピックのボランティアはブラックボランティア?
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東京オリンピックが2020年に開催されますけど、ボランティアに対して色んな議論が交わされています。
色んな意見があるのは当然ですけど、何でもかんでも悪く言うのもどうかと思いますけどね。
色んな条件等々ありますけど大きく分けると
そもそも商業イベントなので、費用を払うべきという意見。
ボランティアなんだから、無償が当然という意見。
費用を払うべきと言う意見の人は、
「移動費、宿泊費、暑さ対策に関する費用をすべて負担して、タダ働きさせるのは如何な物か!」
「商業イベントのスタッフはみんな有償だ。」
無償が当然という意見の人は
「ボランティアは志願して行くのだから、無償が前提なら無償でしょう。」
「そもそも災害の時はボランティアは無償でしょ。」
こんな感じですかね。
そもそもボランティアとは何なのでしょう?
日本において、ボランティアとは一般的に、自発的に他人・社会に奉仕する人または活動を指す。ボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、無償性、先駆性である
自分もそうですけど、日本では無償のイメージが主流ですね。
確かに夏場の商業イベントであるオリンピックのスタッフに対して無償が当然は厳しいかもしれませんが、無償ではそんな事したくないって人は、当然有償で募集しているスタッフもあるでしょうから、そこで採用されれば良いと思いますし、無償でも参加してみたいって人もいるでしょうから、その人に対して無償でするのはおかしいと言うのも何か変ですよね。
どんな条件でボランティアを募集しているのかをしっかり確認して、納得すれば(自己管理は必要ですけど)無償であろうが、有償であろうがどんどん参加すれば良いですし、それを参加しない第三者が外野からワーワー言うのはどうかなっと思います。
例えば、年収400万、年間休日100日、で募集している会社に、前の会社が年収500万、年間休日は120日だった人が面接に行こうとしているのに、それを聞いた全く関係ない人が、年収100万ダウン、年間休日20日減なんでブラック企業だ~!って言うのと似ている気がします。
まぁイベントのスタッフと会社員との違いがありますけど。
結局思うのは、いろんな事柄に対して、周りが色々言い過ぎなのではないでしょうか。過保護というか、余計なお世話と言うか。
条件やリスクを検討判断して
自分の事は自分で決める!
これが普通じゃないですか。
あっ子供は別ですよ、保護者がちゃんと判断しないとダメです。
若い時の苦労は買ってでもって言いますけど、苦労はさせたくない親心も良く理解できます。リスクを指摘する正論も良く理解できます。
その反面、自分で苦労したり、痛い目に合わないとわからない事も沢山ありますし、それを人から聞いた所で体験しないと本当に理解したり、それを糧に何かを生み出したり、判断したりできなくなってしまいます。
いろんな意見がありますから、一方的に自分の意見を押し通すのではなく、出てきた意見を融合して、より良い結論を出すことが、本当の意味で自分の意見を言うという事だと感じます。
色んな人が色んな事を言ったり、したりしていますけど、一番に思う事は、
オリンピックの主役は選手です!
選手の為に自分が何が出来るか、何をしたら良いのか、色んな議論が必要です。
自分のメリットではなく、選手のメリットを考えたいですね。
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