知って得する和牛と国産牛は違いとは。安全で美味しい牛肉はどっち?

2019年9月30日

グローバル化が進んで色んな国の牛肉が食べられるようになりましたが、やっぱり国産牛が美味しいし、安心感もあります。

 

スーパーに買い物に行くと「国産牛」「和牛」の表示がありますけど、この違いを御存じでしょうか?

 

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国産牛の定義とは?

消費者庁のルールとして国内での飼育期間が海外より長ければ、「国産牛」と表示が可能なのです。

 

例えば、アメリカで10ヵ月育てた後に、日本に輸入して12ヵ月飼育すれば「国産牛」の表示が可能で、他にもアメリカで5ヵ月、その後中国に輸出して6ヵ月飼育、その後日本に輸入し10ヵ月育てれば「国産牛」の表示をしても良いのです。

 



 

 

具体例で言うと

オーストラリアで生まれて300kg程度(9~10か月)に成長するまで育てて、その後、日本に輸入して成牛まで育てて食肉加工までして、「国産牛」として販売しています。

そのまま海外で成牛になれば、オージービーフ、日本国内で成牛になれば「国産牛」同じ牛なのに全く違う商品として販売されることになります。

 

同じ肉でも「オージービーフ」と「国産牛」なら、「国産牛」の方が美味しい、良いお肉だと思いますよね?

 

一体なぜこんな事をするのでしょう。

 

海外生まれの国産牛の原因

海外(オーストラリア)は大規模生産をしていますので、生産効率は非常に良いのです。

効率が良いので、子牛の頃に死亡するリスクも下がりますし、当然コストも安く育てる事が可能になり、安定供給に繋がります。

ちなみに国内の子牛は1頭約80万円程するようで、しかも7年前の2倍に価格が高騰しているようです。

結局は国内での生産コストが高くなり、安く販売する為の苦肉の策なのでしょう。

 



 

 

和牛と国産牛の違い

そもそも「和牛」とは日本の在来種をもとに改良された品種で「国産牛」は日本国内で飼育された牛なのですが、日本産和牛の遺伝子を引き継ぐ「豪州WAGYU」と言うニュータイプがいます。

 

なぜこんなニュータイプがいるかと言うと、1970年代に研究目的で、和牛と精液がアメリカに輸出されその後、1990年代に精液と受精卵がオーストラリアにアメリカから輸入された事が原因です。

 

こういったこともあり、現在は輸出禁止されており、和牛の受精卵を中国に密輸しようとして刑事告発されていました。

 

 


 

一体自分がどこで生産された物を、採れた物を食べているのかをしっかりと理解し、知っておくことは大切だと思いますが、この「和牛」「国産牛」はなんか微妙な気もします。

日本のお偉いさんが得意な言い逃れに近い様にも思えますけど、美味しくて安全なものが安く手に入れば、消費者には良い事です。

生産者も守らなければなりませんが、時代の、環境の変化に生産者、消費者とも対応していかないとダメなんでしょうね。



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Posted by mrt