特別養子縁組制度が変わる。養子縁組・里親制度、何が違うの?

2019年4月20日

子供を産んでも育てられない、子供が欲しいけど恵まれない、世の中色んな事情で子供の人生が左右されていますが、事情がどうであれ、子供は元気に育ち、独り立ちしていく事が大切な事です。

こういった子供たちを支援するのに、どの様な制度があるのでしょう。

 



 

養子縁組と里親制度の違い

現在保護を必要としている子供は約45,000人もいて、その内39,000人が施設で集団生活をしています。

施設で生活する事が悪いわけではありませんが、やはり家庭で育つことは、人格形成にも非常に重要ですから色んな制度があります。

 

特別養子縁組

原則6歳未満の子供が対象ですが、実父母同意が必要となりますが、状況によって同意が不要な場合もあります。

一度養子縁組すると原則離縁が出来ず、国からの支援金も0円ですが、戸籍への記載は実子と同じになりますので、最も親子関係が築ける縁組です。

 

 

普通養子縁組

主に「家」の存続の為、年齢制限も無く離縁も可能です。戸籍には養子、養女となり、当然国からの支援はまりません。

 

里親制度

親権は生みの親ですが、原則18歳までで、途中で生みの親元に戻るか18歳で自立するかとなり、月86,000円国から支援があります。

 



 

 

特別養子縁組が変わろうとしています

1988年制度開始以来初の見直しで、現状6歳の年齢制限を15歳に引き上げられようとしています。

 

これはニュースでも良く目にしますが、児童虐待、貧困などが原因で、保護を必要としている子供たちが増えている状況があるにも関わらず、特別養子縁組の成立は対象年齢を理由に断念したりするケースもあり、年間500~600件程度しかありません。

 

45,000人が必要としているのに、圧倒的に少ないのが現実です。

しかも養育ができない立証は育ての親、生みの親の同意はいつでも撤回できるので、精神的負担も大きいのですが、これも児童相談所長による申し立てを可能にし、生みの親の同意撤回は2週間へと変わろうとしています。

 

 

 

問題もあります

年齢制限を上げ対象が増えるのは良い事ですが、年齢が上がると思春期になっていたり、他の課題も出てきますし、現状も6割程度が0~1歳児になっています。

確かに大きくなればなるほど、新しい家族に溶け込むのに時間が掛かってしまうのは仕方がありません。

 


制度を変えると他の問題が出てくるのは当然だと思いますが、子供たちが健全に、より良い環境で成長でき、教育を受ける事ができ、家族の大切さ、人間関係の大切さを体験するのは当然の権利です。

この様な問題こそ早急に、税金をたくさん使って良くしてほしいものですね。

 



 

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Posted by mrt