関西空港の安全を確保する為にジャッキアップで対策。関西空港の安全が景気に影響を与える理由。

2019年8月1日

2018年9月4日の台風21号の影響でタンカーが連絡橋に激突し、アクセスが不便になっていた関空も完全復旧が見えてきました。

 

今後、台風などの影響で機能が失われない様にどうやって対策するのでしょうか。

 



 

 

高潮への対策

高潮で滑走路が冠水してしまいましたので、滑走路の嵩上げを含めて約540億円掛けて実施します。

 

しかし関空のある場所はご存知の通り海の上なので、地盤は非常に軟弱でなんと1年に6cmも地盤沈下しているのです。

 

まずは護岸を上積みして波が入るのを防ぎ、滑走路を嵩上げします

 

滑走路は全長3,500m幅60mもありますが、これをアスファルトで1mかさ上げです。

 

その後、再度護岸を上積みして高潮と、地盤沈下への対策をしようとしています。

 

 

 

 

 

しかし関空は24時間空港なのに、どうやって滑走路を1mもかさ上げするのかと言うと・・・・

 



 

 

 

少しずつする・・・

 

離着陸に支障が無い様に区域を分け・・・

 

10cmずつ舗装を重ね・・・

 

約三年かけて完成させる・・・・

 

 

牛歩戦術ですね。

 

これだけテクノロジーが発達し、AI,IoTと言われているこの時代に超アナログな方法ですが、3年も掛けて途中で高潮来たらどうしましょうか。。。

 

さらに旅客ターミナルも沈み続けていますので、建物をジャッキアップして対策します。

 

 

 

費用は

これを機に関西空港は一気に改修をしようとして、利用客の増加に伴う設備改修、最新技術の導入を含めたターミナルの改修に700億円。

 

護岸の嵩上げや前回の高潮で水没した地下電源を地上へ移す等の災害対策に300億円と合計1,000億円の改修を行います。

 

これは神戸空港の国際便ターミナル新設に数十億円の費用をかけて国際化計画に影響を及ぼすのではと言われています。

 

 



 

 

何故神戸空港に影響が?

神戸空港と関西空港は同じ会社が運営しています。

 

今回の関西空港の改修は財政に余裕が無いからとの理由で、国から支援を受ける予定になっています。

 

支援を受けているのに、神戸空港に数十億円掛けて国際化する事は出来ないですよね。

 

国からすればその費用があるなら、改修に予算を使いなさい!ってなりますから。

 

なかなか難しい問題ですね・・・

 

 


 

海外からの旅行客で国内景気が良くなっているのは事実ですし、関西の窓口は関西空港には間違いないですし、神戸空港も国際線乗り入れできれば更に関西の景気が良くなることは間違いありません。

 

なので今回のダメージは空港設備だけではなく、景気にも影響が出てしまいます。

 

旅行客だけではなく、色々な貨物も空輸されていますから、空港の影響力は色んな所に出てきます。

 

何より早く復旧して、より安全で快適な空港になって欲しいですね~。

 



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Posted by mrt