【中間管理職が思う】普天間基地辺野古移設の県民投票への国対応は?

2019年2月22日

県民投票は他の都道府県での実施例はないのですが、今回沖縄で県民投票が実施されるのは、1996年9月以来、2回目になります。

 

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票が14日、告示され県民の意思を問う事になります。

 

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沖縄と米軍基地の関係は

そもそも沖縄にはどれぐらいの米軍基地があるか知っていますか?

沖縄の土地面積は日本全体の約0.6%しかありませんが、在日米軍基地の約70%が沖縄に集中しています。

嘉手納基地は街中にあり「世界一危険な基地」と呼ばれ、1972年~2016年までに米軍の航空機関連事故が709件、米軍関係者による刑法犯罪は5919件も発生しておりその内576件は殺人、強盗などの凶悪犯罪となっています。

 

しかも米軍は日米地位協定を盾に日本の警察や、消防の立ち入りを制限しており、事件、事故の真相は日本に公開されることはほぼありません。

 

沖縄経済は米軍基地に依存しているともいわれていますが、実際は本土復帰後は約15%程度は依存していましが、現在は約5%程度で、基地では無くなった方が経済効果は高いと言われています。



 

 

普天間飛行場移設の発端は

事の発端は、1995年の米兵3人による少女暴行事件が発生し、当然ですが沖縄の反基地感情の高まります。

 

日米両政府が96年に宜野湾市の中心部にある米軍普天間飛行場の返還に合意しましたが、返還条件は代わりの基地を沖縄のどこかに建設するという事でした。

 

これがこの問題の発端です。

 

さらに2004年に米軍ヘリが沖縄国際大学構内に墜落し更に返還要求が強まり、日米政府は米軍再編ロードマップ」に合意します。

 

しかし政権が変わり「最低でも県外」と今までの流れをひっくり返した上に、県外移設を断念するという残念な総理大臣のおかげで更に事態は更に悪化していきます。

 

かつては辺野古への移設容認派だった翁長氏が、県外移設派に転換し2014年12月の県知事選で、新基地の建設阻止を掲げる「オール沖縄」が、仲井真氏を破り2018年には辺野古沿岸の埋め立て承認の「撤回」を表明します。

 

このような経緯があり、今は辺野古移設で決着したい政府と、阻止したい沖縄が今のような状況になっています。

 

 

 

 

県民投票

今回の県民投票は「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択になっています。

 

県政野党の自民と中立の公明の両党は「やむを得ない」「どちらとも言えない」を選択肢に加えて4択とする修正案を提出しましたが否決されています。

 

YES・NOをはっきりできない日本人ならではと思いますが、移設に反対か賛成かなんで、2択で良いような気もしますし、答えを曖昧にすると余計に結論が出ない様にも思います。

 

沖縄の県民投票ではありますが、日米の安全保障同盟の関係で全国民が安全保障体制の下にいる事を思えば、沖縄県の問題では無く、日本全体の問題でもあります。

 

住民投票は2種類ある

1つ目は憲法、法律に基づくもので例えば、議会の解散やと構想といったものは法的拘束力があります

 

もう1つは自治体の条例に基づくもので、合併や地名変更などは法的拘束力はありません。

 

今回の県民投票は法的拘束力はありませんが、多数派、例えば反対派が多数で投票資格者総数の1/4に達した場合は知事は結果を尊重し、首相と米大統領に通知すると定めています。

 



 

 

政府の対応は

たとえ反対多数であっても投票率が50%以下、約39万票(知事選の玉城氏の得票数)以下なら民意とは言えないとし、工事を進める根拠にしようとしているようです。

 

投票率を上げさせない為、県民投票に関しての情報を大々的に報じず、盛り上げない戦術をとっていて、更に県民投票の結果がどうであれ、辺野古移設の方針は基本的には変わらず「結果は無視します」と宣言しています。

 

色んな事情はよく分かりますけど、民意を無視すると宣言してしまうなら、もう民主主義国家として成り立たないのではないでしょうか

 

日本中の米軍基地を無くそうと言っているわけでも無く、1つの基地を無くす事すら交渉できないなら日本の主権はどうなっているのでしょう。

 

沖縄基地問題だけでは収まらず、日本がどうあるべきかを問われている県民投票にも思えます。

 

韓国に好き勝って言われて、講義と遺憾の意を表する事しかしない、出来ない事も一体何を守ろうとしているのでしょう?

 

病気で戦うスポーツ選手にガッカリと言ってしまう感覚はどうなんでしょう。

 

民意を形にする、前向き取り組む、これが必要と思いますけど。

 



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Posted by mrt