救急車を呼ぶか悩んだ時の連絡先と緊急時の応急処置のポイント。

急な体調不良や周りの人が急に倒れたりした時に、役に立つのが救急や応急処置の知識です。

テレビや雑誌、ネットで人工呼吸やAEDの事を見たり、聞いたりする機会も増えていますが、実際にその場に直面すると、なかなか動けない物です。

県や市町村でも応急処置やAEDの使い方などの講習を実施している自治体もあり、実際に受講してきましたので、その内容も含めて紹介したいと思います。

 

救急出動の状況

全国の年間救急出動回数は約635万件、1日約1,8万件と5秒に1回の割合で出動しています。

【詳細情報はコチラ】平成30年度版消防白書

出動がすべて救急患者であれば、出動する意味もあるのですが、約60%が入院の必要のない、軽症の患者だと言われています。

「腰が痛いけどどうしたら良い?」「日焼けでヒリヒリするけどどうしたら良い?」「診察待ちが嫌だから救急車を呼ぶ」「今日から入院するから病院に連れて行って」と言った、非常識な救急要請が実際にあるようです。

こういった要請に対応するのに時間を取られてしまって、本当に救急車を必要としている患者が後回しになるケースもあります。

自分自身も救急車を呼んだことがありますが、緊急時はまよわず119番する必要がありますが、119番に電話する前に本当に必要かをもう一度考えてみてから電話するようにする事が、本当に急を要する人を助ける事にもなります。



 

悩んだら「#7119」

緊急時は迷わず119番ですが、どうしようか悩むような状況でしたら「#7119」です。

救急車を呼ぶ前に、看護師や医師が状況を聞いてくれて、救急車が必要か病院へ通院で問題無いかを24時間無料で判断してくれ、病院へ行く必要があれば、居住エリアに近い救急病院の情報提供をしてもらえます。

#7119救急安心センター事業の概要

子供の場合は「#8000」のこども医療でんわ相談にまずは電話する事をお勧めします。

こども医療でんわ相談とは?

 

救急車が到着するまでの時間

救急要請して救急車が到着するまでは約5分と言われていますので、救急車を呼んでも5分は自分で患者に対応しなければならないのです。

心臓が止まって3分程度で脳に酸素がいかなくなり、死亡する危険度が非常に高まってしまいますから、近くにいる人が応急手当てをする必要があります。

真っ先に思いつくのは「心臓マッサージ」「人工呼吸」ですが、講習会では人工呼吸は感染症の問題もありますから、「心臓マッサージ」だけで良いとの事で、心臓マッサージ:胸骨圧迫を確実にしておけば、応急手当としては充分です。

 

胸骨圧迫の仕方

胸の中心に両手を重ねて上から垂直に胸骨を圧迫し、深さは5cm程度沈むぐらいで1分間に100~120回を目安に行います。

子供の場合は両手では力が強すぎるので、片手で胸骨圧迫を行います。

講習会に行った時に、人形を相手に実習しましたがかなりの力で圧迫しないと5cmも圧迫できませんし、1分間に100~120回はかなり体力のいる作業でした。

講習会ではAEDの使い方も教えてもらえますので、一度は参加される事をお勧めします。

全国の消防本部で「救命講習会」が実施されていますので、居住区の消防本部のHPで探してみてください。受講すれば「終了証」をもらえます。

 

【参考にしてみてください】実際に参加した救命講習会

 

応急処置のポイント

救命講習会でポイントを聞いてきました。

応急処置の時には「胸骨圧迫をする」「救急車を呼ぶ」「AEDを取りに行く」「状況を救急に連絡する」と様々な必要事項があり、周りの人達の助けが必要です。

これらの事を周りの人に頼むときは、「誰かAEDを取って来て下さい!」「誰か救急車を呼んでください!」ではなく、知っている人がいるなら必ず名指しで、知らない人なら指差しで誰に頼んでいるか明確になるように依頼する事が重要です。

誰か~と頼めば誰かがするだろうと人は思ってしますのです。ましてや緊急時ですから冷静な判断が出来なくなっていて当然ですから。

胸骨圧迫はろっ骨が折れる事がありますが、骨折よりも胸骨圧迫で脳に血液を送る方が重要で、骨折は治りますが、脳へのダメージは深刻な後遺症を残す事があるからです。

 


 

実際に救命講習会を受けた事も参考に書いてみましたが、緊急時は誰もが正常な判断が出来なくなってしまいますので、出来るだけ講習会を受けたり、家族で話し合ったり、動画を観たりして緊急時に備えておくことも、大切な事だと思います。



 

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医療

Posted by mrt